掃除屋の会社を経営するという仕事は、一見すると音楽とはかけ離れているように思えますが、私にとっての掃除は、音楽と一体したモノです。若いころ、音楽で生計を立てていた私は、音楽のリズムとハーモニーの中で生きてきました。その経験は、清掃業の世界においても私の大きな力となっています。

清掃作業を行う際、私はいつも音楽をベースにしています。掃除機をかける音、窓を拭く手の動き、床を磨く足のステップ。これらすべてが一つの大きなシンフォニーを奏でます。作業中は、ステージに立っているかのように、リズムに乗りながら作業を進め、心は走らず、力まず、心地よく・・・これが私のモットーです。

音楽は、ただ心の中に流れるだけでなく、作業のテンポを決め、気持ちを高めてくれます。曲のビートに合わせて動くことで効率的かつリズミカルに作業を進めることができるのです。この方法は、スタッフにも受け継がれ、私たちの清掃サービスに独自の魅力を加えています。

私たちの清掃サービスは、ただの清掃ではありません。それは、【清掃と音楽とが融合】した、一つのパフォーマンスです。顧客様の所へ訪れるたびに、私たちはお客様に清潔な空間だけでなく、心地よい時間も提供します。音楽の力を借りて、私たちは毎日、新しいステージに立ち続けています。

32年間にわたり、この【清掃と音楽とが融合】した仕事を続けてきた私にとって、音楽はただの趣味・・・以上のものです。それは私の生き方、働き方を形作る根源的な要素であり、清掃の仕事を通じて、その魅力を多くの人に伝えていきたいと考えています。音楽がある限り、私たち清掃員は、いつでもステージの上で輝き続け、お客様と共に喜びを分かち合うことを目指しています。